背中が寒い
彼のうちで寝ていると、一晩中ストーブが付いているし、裸で寝ても狭いシングルベッドで2人で寝てたら、彼の体温で暖かい。
いつも腕枕をしてくれて、寝返りを打つ時には背中合わせになるけどそれでも背中はぴったりくっついて暖かい。
自宅に帰ると暖房はついてないしいやに広くて寒い。
暖かい分厚い布団をかぶっても彼の体温にはかなわない。
仕方なくその辺にゴロゴロねてる子供を自分の布団の中に入れてなるべくくっついて寝る。
彼は大きいからすごく暖かいけど子供は体温が高いはずなのにそれでも寒くて寝にくい。
すぐに寝返り打って布団から出てしまうし。
寝る時は彼が横にいてほしい。
夏は暑い!って彼が嫌がるけど冬はくっついていられることがしあわせ
子作りについて
私はまだ彼が二股をしてる時、しかも自分がまだ離婚していない時にピルを飲むのをやめた。
今にしてみればとても怖いことであり、無謀なことだった。
けれど、二股でいてほしくなかった。彼が二股相手と別れようと思ってるけどなかなかうまくいかないというのを間に受けてそれなら私との間に子供ができたら、なんてかなり自己中なことを思ってた。
もともと不妊ぎみの私、
18の時にはこのままでは子供は産めないよと言われた。子宮が発達してなかったらしい。
それでほとんど確実な避妊をしないまま
結婚するまで妊娠はせず、なぜか結婚した途端に妊娠した。
二人目不妊かと思われたけど一年後二人目も妊娠。
それはまだ20代で若かった。
すでに私は30も半ばになり、ピルを二年以上も飲み続けていて、急にやめてもできるわけがなかった。それに、彼もかなり年上でストレスフルで常用薬があり、喫煙者であり、やや肥満であり、生活リズムも乱れて食生活も乱れている。一度連続して高熱も出していて生殖能力があるのかも不明。
結局ピルをやめて一年以上たった今も出来ていない。
かと言ってまだ結婚もしていないのに積極的に子供を作れるかという検査までしようとも思わない。
昨日、ことが終わった後に彼は子作りみたい…と言った。
別に子作りがメインではなく、愛情表現であり、浮気防止であり、コミュニケーションの一つとしての営み。
もし出来てもいいよ、と言ったのは彼。
けど、子作りみたい…という言葉の裏にはそれでは困るという響きを捉えてしまった。
お互い若くないので、もし子供を作るなら早いほうがいい、
二、三年だって結構命取りなくらい待たないほうがいいような歳。
だから授かりものだと思ってる。
産めて1人。
一年以上できなかった。
もし出来たらちゃんと産もうという覚悟は私にはあるし、彼もそれは受け入れてくれていた。
ただ、前回の話し合いでもあったように彼が本当にいろんな人に迷惑をかけず、自分の責任で私を守り、ずっと一緒に居られるという判断をする前に妊娠したらやっぱり混乱するのかな…
まあ、私も彼に合わせた生活でリズムは狂っていてあまり健康的ではない。
冬だから寒くて布団からでれなくてよく寝ているけれど。
彼と2人肌と肌の暖かさを感じながらベッドに入るとつい寝てしまう…。
沢山仕事も彼が成功するように頑張らないと!
って、久々に自宅で一夜を過ごすことにした私は夜な夜な仕事をこなした。
うまくいくといいな。
二股と子供のこと
振り返ってみる。
元カノが色々と問題を起こしまくっていて、それに振り回されていた彼氏。
元カノの子供もむちゃくちゃで、散々トラブルを解決していってた彼氏。
それなのに私の子供は見ない。と言ってるからそこまで私のことは好きじゃないんだ。
ていうのが私の見方だったけど、
彼の中ではもう、振り回されるのはしんどい、が発端で何もトラブルを抱えていない私に癒しを求めたのが始まりだった。
子供に関しても自分の子はもうみんな手が離れて自立していったけどまだ下の子が小学生のときに離婚しているので途中までしか守れなかったことは彼にとっても負い目だった。元嫁に非があったとしても子供には罪はないわけで、父が縁を切ったのは子供にとってはただの災難だ。父親からの暴力やトラブルで離婚、シングルマザーで育った彼にしたらちゃんと両親がいる中で育ちたかったし、子供にもそうしてあげたかったという思いもあり、複雑で自分の気持ちの整理もついてないんだろうなと思う。
そこで出てきたのがむちゃくちゃな元カノとその子供達だったので助けたくなるのは人の性というもの。私が好きだとかどうとかは関係ない。
離婚したとはいえ子供達にはそのことは伝えておらず、ただ母が家にいる時間が短くなってきただけで、一緒にいるときはちゃんと母親しているので子供達にとっては今はそれが一番いいだろうと思う。
彼もそれは賛成で、自分が私の子とは一緒に住めないと言っている時点で私と一緒に暮らすことも時期が遅れるのはわかってる。
慎重にゆっくりしなければいけないことはあるもので、タイミングが大切なのだ。
子供のいない女性ならこんな悩みはなかったのだから、彼もそんな人を選べばいいけど、私と彼は仕事上もただ一緒にいることもすごく自然でお互い補い合い、楽しく過ごしてるからやっぱりこの人、と思っている。
子供は私の子だから、彼には何も望んでない。ただ、私の子だから私が私の子供に会うことや一緒にいることは憚られたくないだけ。
お父さんも大好きな子供達。
だから彼はそこには必要ない。
子供は好きだし、彼とすぐに一緒に住めないとしてもネックだと思ったことはない。
幸い離婚して元夫は全く何も言わないし夜はでれるから。この一年二年はそうやってやっていくしかない。私に彼の子供ができない限りは。
話し合いにて
昨日は子供たちが元夫の実家に帰っているので。二人でかるくドライブしながらどこかの神社に行こうか、とか言ってたのに多分彼は忘れてるだろうなと思っていたらすっかり忘れていた。
常用してる薬や年齢からのものか…もともと忘れやすい人ではあるけれどこのところほんとにスケジュールの管理ができなくなっていた。
土日の彼の休みには私が子供たちと遊ぶのに家に帰るから寂しい、すぐいなくなると愚痴られるのだけれど、自分がすることがあれば私がフリーであろうと関係なし。
そこで連絡を待つ私はじっと待っててもただの時間の無駄なので妹と買い物に出た。
案の定、彼は実家で親戚と会うからと会ったのは夜になっていた。
車で移動してるのは知ってたので迎えに来て。と言うと、元夫と子供たちもいるのに嫌だと言い出し、本当に今日私が一人で待ってたことなんて忘れてた。
そのことを言うとああ、どっか神社行こうかと言ってたのは覚えてた!と言うけどまあ全く忘れてましたね。
言い訳だけはうまい。
それはさておき、迎えに来てもらって彼の家にいくと、三が日にあったことを話し合った。
その前の日に私がずっと一緒にいようと思ってる?って聞いたラインに覚悟がどーとかこーとかいう全然お門違いな答えが返ってきていたことの話になった。
彼は彼の基準でモノを言うし、私は私の基準で話すから当然のすれ違いなのですが、要約すると彼は本当に覚悟するのは全ての準備を整えてからだという。
まだ仕事も軌道に乗り出したばかりで従業員の雇用も不安定。
色々と別の事業にも力を入れてはいるもののまだ形にはなっていないがそれを形にしていくのが今年。
そうして本当に会社が安定してきたら1年か2年後にはずっと一緒にいる覚悟ができると。誰にも文句言わせないくらい大きくなるんだと言っていた。
それは将来の結婚についての話。
私は彼が二股を解消してから私の子供が大きくなって手が離れればと考えていたので5年とか6年先のことだろうと思っていた。
けど彼はもう若くない。あと10年もすれば今のような元気もなくなり、私とよく飲みに行ったりするけどそれもしなくなるだろうと。
5年も6年も待っていいような状況ではなかった。
元気な中高年もいるけど、彼も十分その一人だけど肥満、薬の常用、運動不足、生活リズムの乱れ、喫煙、高血圧、糖尿の気、ストレス、飲酒…挙げればきりがないほど健康とは程遠い。
もしかしたら早くに目が見えなくなったり動けなくなったり倒れたりすることもあるかもしれない。
それを考えるとこの一二年でお金を稼いでおこうというのはすごく正しいと思う。私もそれに力が貸せるなら出来る限り力を貸したい。と思っている。
その前に私が聞きたいのは本当に私がいいのか、他の女に目移りすることはないか、そして、私と一緒に頑張る気があるのか、私が必要なのか、私のことを愛してるのか。
気持ちは変わるしもしかしたら私よりいい人が出てくるかもしれない。それは私にも言えることで、彼だからこそ私は子供とはなれてしまっても、彼と一緒になりたいと思っている。
もし彼じゃなく、子供の面倒も見るから一緒になってくれという人がいればすでに離婚はしてるし別居してるだろう。
彼は今のところ子供は見ない、と言っている。自分の子供も別れた嫁の方に行き、ほぼ絶縁状態。一人だけ息子とは連絡を取り合っている。
自分の子供も面倒みなかったのに私の子供の面倒を見る気かと親戚に言われたらしい。
そんな話までしてくれてるのは嬉しいが、それは彼側の言い分であり、私が子供も面倒見てくれないなら一緒にならないといえばそこまでのことだ。
私の子供の写真を見せたことがあって、そのかなりあとに、お前は子供の写真を見て可愛い可愛いと言ってたけど俺はそうは思えなかったと言われたこともあり、この人と一緒になるなら子供は近づけたくないと思った。子供自体は好きな人だけど、育てるのとはまた違う。
ましてお父さんに無理やりならせてもいい結果は出ない。
彼は再婚して子連れで義理の親子がうまくいってないことが圧倒的に多いと言う。それが当てはまるのかどうかは全く別問題。
けど彼にはお父さんになってなんか欲しくないし元旦那が子供のお父さんだ。
だからこそ、通い妻状態なのであり、面倒でも家と彼の家を往復している。
この状態を維持するのには彼の気持ちがきちんと定まっていないと私の力が出ない。
だからずっと一緒にいる覚悟というのは私には今からあなたについていく覚悟が必要であなたは二年後にきちんと覚悟すればいいというところで話はついた。
彼は今は仮覚悟で、でも私がよくて私が好きで一緒に頑張っていきたいと言ってくれた。
本当だといいな。
元カノの話もあるけどそれはまた続く…
価値観の違い
彼と私とは価値観が全然違う。
やっぱり男は仕事、特に自営は売り上げとか業績とかを追いかける。
俺はこの先ずっと一人でおる気はないから、と、私と結婚しようと思ってることを自分から話す時もあるけど仕事の良し悪しで、気分のアップダウンも激しく、仕事もいろいろあって先行き不安になってる。
私にしたらそんなんどーにでもなるでしょう、と思うことだし、飲みに行く回数減らすだけでもかなり浮くし全然普通に生活できるじゃん?て思う。
自営の割にメンタルは豆腐のようで、意志が固くないから余計にベストを尽くすというだけにとどまっている。
どこに向かってベストを尽くすのか、見えてなかったら尽くし方を間違えて、全然思わぬ方に転んだりせっかくの努力は水の泡になったりするのに。
私には俺に尽くせと言った。いやいや、尽くしたい人なら尽くしますよ、自然に。
ただ、ちゃんとまっすぐ私だけを見てくれる人でないと尽くす気もなくなるんです。
仕事上でもかなりのウェイトのある仕事を任されてるから私が放棄したらえらいことになる。
その仕事をやるにあたって彼がどう思ってるかは私のモチベーションに関わる。
気持ちは変わるかもしれないし変わらないかもしれないけど、今時点で強くいつまでも一緒にいようと思ってくれてるなら、私は頑張れると思う。
自分の中で覚悟を決めるのに彼の気持ちは確かめておきたい。
けれどかえってくるのは全然お門違いな答えであぁ、価値観がここまで違うのかって思い知らされる。
私は聞きたいことや言いたいことをあまり言わない。言ってるようで言ってない。彼は理解できないし答えることもできないから。
今まで何回も言ってきたけどそんなことが言いたいんじゃないのにとかそれを聞きたいんじゃないのにっていうことばかりがかえってきて無駄だなと思った。下手したら違う風に捉えて怒り出すし喧嘩になってしまうから。
それでも彼は私が何か言いたいのはわかるらしく、言わなあかんで、とは言うんだけど言ったって一緒だった。
それでも言わせようとしてくる時は
本当に私の言うことは聞いてくれないことがあったので、あなたは私が言いたいことがあっても遮って他の人の言葉ばかりに耳を貸して私の言うことは聞きもしなかったから、と言った。そんなことないよー、って言ってたけど本当にそうで、私が勝手にあらぬ噂を流してるとかいうのも他人から聞いて鵜呑みにして私に確かめもしなかった。
私ならしてないことはしてないし、やったらやったと正直に言うけど彼は悪いことをしてもしてないといい通すから。
その辺りは元カノによく似ている。だから聞いたって無駄。
けどわかりやすいから聞かなくても裏が取れてしまうのが彼。
あー、やっぱりな。って。
証拠見せたら観念するけどその証拠をとること自体に今度は起こってくるからいやいやあんたが悪いこと先にしたんじゃん、て思うんだけど棚に上げて怒られる。
だから信じられない。信じられない人のそばにずっといるのはしんどい。
やっぱここまでわかってるとね。
本当に彼が今までの自分捨てて
変わってくれないとちょっと私としても覚悟はできないわけで。
元旦だから彼にこれから一緒にいるのは覚悟がいるから、本当に私を好きで信じていいのか、聞いたら覚悟したってそれ通りにはいかないから、ベスト尽くせばいいとかお門違いな答え。
それ仕事でしょ?
そんなこと聞いてないしな…だからなんも聞かないんだよね…
プロローグ
私は彼と付き合い始めた時はまだ不倫だった。
1年半後に離婚した。
彼は私と付き合ってから2年間、二股していた。
私と付き合い始めた時、二股相手の元カノはまだ暴力的で攻撃的で自己中な人間だったらしく、彼は疲れていて私との関係を持った。
彼は最初は遊びだった。
今もそう言う。
ただの癒しを求めていただけ。
私にも最初遊びだっただろう?っていうけど、私は遊びで、付き合って性的なことはしない。そもそもあまり性的なことはいい思い出もないのでしたくない。
感謝の気持ちで友人としたり、自分が女として大丈夫か確認するためにやることはあっても気持ちがお互い入ることはない。
だから私は最初から遊びではなかった。
発展するかなという気持ちで付き合っていた。
2年間、彼は二人ともにいい顔をしていた。彼女が居てるのを知っていて別れるから、という条件のもと付き合ったのは私なのですぐ別れるものと思っていたが2年以上続いた。
私はその間に彼の仕事も手伝い始め、できることはサポートし、彼と私しか入ることのない別宅も彼が社用で借りてくれた。
どんどん元カノと距離を置いているという彼の話を信じていたけれど、彼が私に嘘ついて元カノとその時は恋人同士としてパーティに出席したことを知って我慢できなくなった私は元カノに連絡した。
素敵なお着物ですね。
と。
それで元カノは彼が私と二股していることに気づいて彼と別れた。
そんな簡単に別れられたのになんで2年も我慢させられたの?と納得がいかなくて、嘘ばかりつく彼氏ではなく、元カノに直接会いに行った。
占ってください、とお願いしてちゃんと予約していった。
そしたら全てを知った元カノと私。他の女にも手を出してたのがわかった。しかもすべて関係者。私も元カノとも繋がっていた。肉体関係を持ったのは私が確認してるだけで二人、他にも元カノはわかったと言っていた。
そこから帰る道中、彼に連絡すると、元カノと会ったことをすごい剣幕で怒り出した。
元カノとはお互いしんどかったね、という話で終わったのにすべての嘘や失態をさらけ出された彼氏は激怒した。これから大変なことになる。と。
もちろんそんな女に手を出しまくっていたことがなにごともなかったかのように過ぎ去るわけはなく、元カノとは長い付き合いで共通の知人が多く、その中で手をつけていたわけで、すごいバッシングが始まった。
まさかそんな人とは!と、女性が多かったので余計に見下され、悪口を言われ、陰口は尾ひれをつけて広まり、罵詈雑言を浴びせられた。
仕事にも支障が出た。
それを私が言ったことになっていた。
私は元カノと彼の共通の友人とは親しくはないし、そもそも連絡先も知らない人ばかり。それに彼と付き合っているのも公言していなかったので私が言うわけないのだが、私がいろんな女と浮気してる、などといったと元カノが後に広め、それに途中で尾ひれがついてあの人ともこの人とも浮気したという話になって広がったらしく、それはそれはいろんな方面から罵声が飛んできたらしい。
仕事の面で彼をサポートしてきたのは私で元カノは自分が有名になっていくのをすべて彼にお膳立てしてもらっていた。
彼は元カノに占い師という資質があると見込んで有名にするべくマネジメントし、生活も人間性もボロボロだった元カノを自分で稼げるようにし、いい女に育てたと言っていた。
だからもう俺からは卒業だと言って元カノと別れた。
私にはそうはいったけれど自分からは別れるとは言っていなかった。
元カノから振られないと未練たらたらで、別れられないやつだった。
二股生活は究極の寂しがりやの彼にとっては居心地が良くて仕方がなかったと思う。
元カノにも子供がいて家族ぐるみの付き合いが何年も続いてたので別れるときに元カノの子供からもかなりきつく言われたらしい。
しかし元カノも自分が稼げるようになり、一面ではまともな人間にしてくれた彼に未練があったのだった。
別れてからは元カノの子供からは連絡はあるけど元カノからはないと言っていたのに嘘で、電話したり会ったりしていた。
そのことに私が気づくと元カノからどうしても会いたいと言われ、家の前で待ち伏せされたからと言っていた。
彼と別れた元カノは海外にいき、なにやら魔力を高めたと言って嫉妬から私といると不幸になるからと無理やり押しかけたらしいのだ。
元カノはそこそこ有名な占い師になっていた。根強い女性ファンが多い。
神の声が聞こえるという。
けれど、私のことや彼のことはさっぱり当たらない。
嫉妬や恋愛感情や憎しみが勝って自分の都合のいい幻聴が聞こえているんだろう。
一旦は元カノを切ったのにまた私を裏切るようなことして、それに気づいた私は彼のスマホを勝手に操作して元カノに私と付き合ってるんだからもう近づくなというメールを送った。
少し前に元カノに
私はおとなしいから何もしない、俺の言うこと聞くから安心しろ、ちゃんと私と別れてくる、と元カノに言っていたことは後に元カノから聞いてたから、何もしないとつけあがるということもわかっていたから怒るのわかっていてやった。
勝手に操作するのは犯罪や!って彼はすごい怒ってたけど元カノをきっぱり切ったとか言いながら連絡もないとか言いながら結局会ってたのは彼だった。
そのあと元カノに復縁を迫り、プロポーズまがいのことをし、私のことはキープとして仕事上で有利に使えるところだけ使っていた。
それに気づいた私は別れる!と、彼に告げた。
本当は私から別れてくれてよかった、弁護士に相談し、仕事を辞めさせて別れる算段をしていたけど手間が省けたと元カノから聞いた。
私はショックで食べることも休むことも寝ることもできない状態になった。
仕事も辞めたから一日中別れた旦那のいる家のリビングで転がっていた。
しかしその裏で糸を引いていたのが元カノだったとわかってきた。
私が彼を貶めるようにしたとうまく立ち回っていた。私がそのあらぬ噂も広めたと。私が彼の会社を乗っ取ろうとしてると占い、あーしろこうしろと彼に指示していっていた。
元カノは立ち回りがうまい。
彼には自分の後ろ盾になって欲しいから、いなくなると利用できなくなって不安だからというのと、嫉妬で私をなんとか陥れて別れさせようとしていた。
私は何も言わなかった。
私がいると不幸になって会社も潰れると言われた、と彼が言っても何も言わなかった。
人を貶めて自分が上がろうとする行為は必ず自分に跳ね返る。
ただの嫉妬でしかない。
彼も元カノは自分が育てた占い師なのでその言葉を信じそうになっていたがあまりにも現実の私と違うことがわかってきた。
元カノと彼は喧嘩をするようになった。私が悪い女だと元カノがいい、彼はそんなことないとかばう日々だった。
そして私は元カノよりももっと力のある占い師のもとに行かされることになった。本当に私がいると彼は不幸になるのか。それを聞いてきて欲しいと。
そこで言われた言葉は元カノの言ったことはただの嫉妬。気にする必要はない。今まで通りすれば何も問題ない。と。
そして彼は、ついに本当にきっぱり縁を切った。
元カノのブログでは元カノから縁を切ったと書いてあったのでどっちがどうかはわからないが、私を選ぶ、と彼は言ったようだ。
で、私は?
これだけ書いていくとそんな男についていっていいものかとそれはそれは疑問になってくる。
そのモヤモヤした気持ちと元カノという二枚舌のすごい女と、二股をかけ続けた彼について書いていこうと思う。